大統領の料理人
2013年 09月 13日
仏・ミッテラン大統領のプライベート・シェフになった女性の物語。
実話ベースのこの作品にはモデルがおり、59歳にして南極料理人に志願したそうです。
片田舎で小さなレストランを経営していた主人公、オルタンス・ラボリ。
政府の関係者が半ば強引に連れ出した先は、エリゼ宮!
同僚シェフの嫉妬と悪意渦巻く? ある種、伏魔殿テキナ★
豪華な料理ではなく、素材の良さを生かした料理が食べたい大統領。
意図に共感した彼女の作るメニューの数々は、
スクリーン越しに 香り漂うかのような錯覚に陥ります。
トリュフの匂いをかぎ分けた犬のように、深夜 厨房を訪れる大統領・・・。
さながら母親に秘密のおやつをねだる子供のよう。
厚切りトリュフのタルティーヌ、そりゃ口当たりも最高でしょうね(^_^;)
男性よりもパワフルかつエネルギッシュな彼女が、行き詰まってるシチュエーション。
このシーンでは、大統領と同志のようにも見えました。
料理好きな人はもちろん、食べるのが大好きな人にもおススメ。
芯の強さが欲しい方には 良い刺激になりますね。
料理に込められた情熱と想いが伝わりますよー。
by heart-charge08 | 2013-09-13 22:56 | 映画