剣岳~点の記~
2009年 07月 03日
本命星:八白の私ならでは??の作品チョイス(笑)。
まんま・・・山です・・・。
厳しい事で有名な監督さんだそうで、我がままな監督の要望に応えた
役者陣のドキュメンタリー・・・とも取れるかな。
剣岳、というと。
スマスマの罰ゲームで吾朗ちゃんが登ってたような記憶がございます。
(私の認識はこの程度☆)
時は明治。日本地図の作成のために登頂を命じられた測量士を浅野忠信氏。
その険しさ故に登頂は未だ達成出来ないなか、
陸軍幹部から「断ることは許されない!」という、厳しい状況。
や~だぴょん(-.-)
って断れたら、国民病の胃潰瘍や胃炎の発生率も少ないでしょうね・・・。
剣岳でのガイドを担当するのが、香川照之氏。
物凄い存在感と怪演っぷりにひたすら圧倒されます。
作品を通して目を奪われるのは、立山の四季と雄大な自然のすがた。
突き刺さるような冬山の冷気
尾根の険しさ 御来光の光のやわらかさ
人間の小ささと強さ・・・。
ゆっくり構築されていく人間関係、成長過程。
覚悟しないと登れない山。
山は、自身の問題だったり状況だったり・・・抱えてるものに置き換えられます。
ストーリー紹介するよりも、スクリーンから感じたものを大事にして欲しい。
そう思いました。
役者陣が体張って見せてくれた芝居と、大いなる自然の光景。
これを映画館でのんびり見る事自体、相当贅沢です。
by heart-charge08 | 2009-07-03 00:17 | 映画